プラズマ乳酸菌の効果検証 労働パフォーマンスの向上確認 キリンとヤフーが協働

キリンとヤフーは、キリングループが研究を進めているプラズマ乳酸菌の効果を協働で検証し、プラズマ乳酸菌を摂取することで体調が良好に維持され、活気が高くなり、労働パフォーマンスの指標が向上することを確認した。

15日に都内で発表したキリンの磯崎功典社長は「昨年行ったキリンビール横浜工場の従業員の試験でインフルエンザ・風邪の予防につながったという結果が出ている。ヤフー社における成果も踏まえ、12月からキリングループ本社の従業員を対象にプラズマ乳酸菌の無料提供を行う」と語った。

今回の協働試験は、ヤフー本社に勤務する20歳から65歳までの223人の従業員を対象に実施した。

ヤフーの白岡亮平統括産業医は、プラズマ乳酸菌の継続摂取で、活気の向上や風邪の諸症状の改善効果に加えて、プレゼンティーズムの改善効果が見られたことを紹介。「食品の摂取によってプレゼンティーズムを改善した世界初の知見であり、労働者の健康や労働パフォーマンス向上の施策としてプラズマ乳酸菌を取り入れることは非常に有効である」と述べた。

プレゼンティーズムとは、出勤しているのにもかかわらず、心身の健康上の問題で能力が低下した状態を意味する。「プレゼンティーズムが約5%向上すると、日本人平均年収432万円から金額換算して1人当たり年間約22万円の生産性が向上する可能性がある」。今後はダブルブラインドの試験で検証していく。