「チキンラーメン」60周年 “還暦さん”招待しイベント 安藤百福の原点を体感

日清食品ホールディングスは、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」が今年に60周年を迎えるにあたり、同じ1958年生まれの“還暦さん”を対象にした特別イベントを11日にカップヌードルミュージアム大阪池田で開催した。応募条件は1組のうち一人が“還暦さん”であることで、当日は応募総数314組の中から抽選で選ばれた、家族や友人同士のペア22組42名が参加した。

イベントは二部制に分かれ、冒頭にはインスタントラーメンの発明者である安藤百福氏の人生をたどる歴史探求ツアーが行われた。同社大阪広報部スタッフがミュージアム館内を案内しながら、安藤百福氏がさまざまな事業に携わり、成功と失敗を繰り返しながら、48歳で「チキンラーメン」、61歳で「カップヌードル」、90歳過ぎに宇宙食「スペース・ラム」を開発した経緯を紹介。その波乱万丈な実業家人生と、いくつになっても諦めずチャレンジ精神を持ち続けた安藤氏の信条や理念なども伝えた。

第二部では館内のチキンラーメンファクトリーに場所を移して「チキンラーメン」づくりを実施。小麦麺を練って繰り返し伸ばし、麺を茹でて味付けをした後に、油で揚げて水分を飛ばす瞬間湯熱乾燥法を体験。生産工程を通して、安藤百福氏の発明の原点を学んだ。