大阪で乾物乾麺商談会 西村副社長「さまざまな切り口で可能性を」 日本アクセス

日本アクセス西日本営業部門は2日、大阪市のマイドーム大阪で「西日本乾物・乾麺展示商談会」を開いた。メーカー140社が出展、西日本の得意先約500人が来場した。

入り口の企画コーナーでは、『旬』と『匠』をテーマに乾物製品を集めた。佐賀海苔は、生産量・金額とも日本一の佐賀県有明海産を使った海苔を試食提供。特に好調なのが一等級の全型焼海苔で、「全国約2千店のスーパーに導入が進んでいる」と説明していた。

このほか、トマト調味料を使いイタリアンに仕上げた切干大根のトマト煮(カゴメ)、アイスクリームに麩のラスクをトッピングした見た目も豪華なパフェ(ハーゲンダッツ ジャパン)などを用意。ドライやフローズンの大手メーカーとコラボ企画を展開し、各温度帯の商品を持つ強みをアピールした。

酒類拡大の戦略商品として力を入れるチルド生酒は、乾麺のそばと組み合わせ試飲。現在は全国の10社・16銘柄のものを商品化している。「それぞれの地元のそばとの相性を感じてもらいたい」と担当者は説明していた。

会場ではとろろ昆布の切削(フジッコ)、椎茸原木の駒打ち(兼貞物産)、さぬきうどんの手打ち(石丸製麺)といった体験コーナーも随所で展開し、来場者の関心を集めていた。

西村武副社長(日本アクセス)

西村武副社長の話

このたび「アクセス乾物乾麺市場開発研究会」を設立した。来年4月の総会開催を目指す。昨年、西日本に専門部署を設置し、今期は前年比109%と結構なペースで伸びている。市場は減少傾向にあるが、それなりの品揃えができていると自負している。

大手メーカーが少なく、各地に中小メーカーが存在するカテゴリーであり、われわれが連携を進め、競うべきところは競い合いながら、業界を盛り上げていきたい。

保存食としての側面や、栄養面からも注目されており、海外での日本食人気も根強い。今後は海外に向けてどう展開するか、ネットビジネスとしていかに広げるか、さらには生鮮・デリカ、外食市場へ向けたメニュー開発、次世代へ向けた食育への対応など、さまざまな切り口から可能性を広げていくことが重要だ。