歳暮商戦も“平成最後”に 今年のテーマは「米」 西武池袋で社員ら気勢

東京・豊島区の西武池袋本店は6日、7階催事場にお歳暮ギフトセンターを開設し、年末に向けた歳暮商戦をスタートさせた。開設に合わせて行われたイベントでは中村幸孝ギフトセンター長が新入社員を前に「平成最後の歳暮商戦だ。満足していただく接客で乗り切りたい」と呼びかけた。

そごう・西武は09年からテーマ食材を掲げた商戦を展開。10年目を迎える今年は平成最後の歳暮ギフトとして日本人の食の原点という「米」に着目し、コメを使った惣菜やスイーツを独自商品として開発し、目玉として展開する。

商品部の稲澤玲央マーチャンダイザーは「コメを並べて食べると全然違うことが分かる」と言い、特徴ごとに料理に合わせて7種のコメの銘柄を選定。「ワインと同じように楽しめたら」(小野瀬多幸米・食味鑑定士)と話す。

稲澤氏は「産地や銘柄だけでは(特徴が)伝わらない」とし、主食より副食が食べられることから料理とのマッチングという、「一歩先の提案で(良さを)分かってもらいたい」と意気込む。

試食する新入社員ら(西部池袋本店)
試食する新入社員ら(西部池袋本店)

現代のライフスタイルに合わせた“少量小分け”もポイント。PBブランド「食源探訪」で投入の「料理に合わせて食べ比べ米セット」(5千400円)は7種のコメを2合ずつ便利な食べ切りサイズで詰め合わせている。会場内には食べ比べできる試食コーナーを12月9日まで設置する。

また“孫と一緒に食べる”需要にも注目し、クリスマスケーキに加えお正月ケーキも登場。クリスマスケーキ・スイーツの扱いを10%増やしたのと併せて正月用ケーキも5種投入。歳暮と併せての受注で客単価アップを目指す。

今冬の売上目標は前年比101%(全店計)、うちインターネット販売は105%。全店共通ギフトカタログ掲載点数は1千619品(前年1千623品)。店頭からネット販売へのシフトは続いている。ギフトセンター会期は12月25日まで。