「みそ作り体験館」オープン 創業100周年の記念事業でハナマルキ

ハナマルキは1日、長野県伊那市の伊那工場内に「ハナマルキ みそ作り体験館」をオープンした。同社は今年11月1日に創業100周年を迎え、この記念事業として実際にみそ作りが体験できる専用施設を建設した。みそ作り体験を通して、日本の文化であるみその魅力を発信する。

みそ作り体験館は中央アルプスと南アルプスに囲まれた風光明媚な場所にたたずみ、雪景色をした山々のような白いフォルムが特徴。100周年のキャッチフレーズである“次の100年へ”を意識した未来型の施設となっている。

花岡俊夫社長(ハナマルキ)

体験館は2階建てで、2階の体験スペースではワイドウインドーから南アルプスの雄大な自然を眺望しながら、みそ作りを体験できる。総工費は3億5千万円で、延床面積378㎡。

また、みそ作り体験館の建設に伴い、伊那工場内・見学者通路に映像設備を新たに設置し、映像で工場内を紹介できるよう整備した。見学者通路の案内も体験コースに組み込み、より充実した体験になるよう企画している。

体験内容は、まず体験館1階の大型モニターで、みその歴史・基礎知識を学び、その後、伊那工場内の見学者通路で工場でみそがどのように作られるのか映像を見る。そして、体験館の2階体験スペースへ移動し、みそ作りを体験する。仕込んだみそは館内の醸造用専用発酵室で管理し、約3か月の発酵期間を経て郵送で届ける。

みそ作り体験は毎週月、水、金(祝日は休業)に、午前・午後の1日2回開催する。1回の定員は20人で、体験料は税込み2千円。小学生以下は無料だが、付添いが必要。電話か体験館のホームページで申し込める。初年度は年間で3千人の来場を見込んでいる。

1日の完成発表会で花岡俊夫社長は「これからの100年が非常に大事なポイントだが、子供たちにみそに対する理解を深めてもらうため、みそ作り体験館という名称にした。これからの100年を担う子供たちの食育を兼ねた建物だ。理解を深めるためにこれからも食育活動に全力をあげたい」とあいさつした。