阪急、メーカーコラボ第10弾 ハウスとカレーパン専門店 まるでカレーライス

阪急阪神百貨店はハウス食品と組んで、カレーパンを商品化。14日から阪急うめだ本店・食品売場に専門店「ハウス カレーパンノヒ」をオープンし、販売を始める。

同社はこれまで“オンリーワン戦略”を掲げ、NBメーカーと独自の商品開発を推進。バトンドール(江崎グリコ)、グランカルビー(カルビー)など菓子を中心に展開してきた。

こうした中、今年10月に日清食品とオーダーメイド型のカップ麺を商品化。惣菜という新たな方向性を打ち出した。

第10弾となる今回は「菓子とは違うジャンルで、国民食でもあるカレーに着目した。パンが空前のブームを迎えており、お客さまの関心や興味が高まっている」(阪急本店フード商品統括部・馬場淳士DM)とカレーパンの開発に着手。「まるでカレーライス」をコンセプトに、約8か月にわたる試食検討を重ね、商品化に至った。

黒田英幸氏(ハウス食品)
黒田英幸氏(ハウス食品)

発売するのは「バーモントカレー」を使った甘口、「ジャワカレー」を使った辛口の2種類。コンセプト通り牛肉、ジャガイモ、ニンジンがぎっしりと詰め込まれ、一般的なものの約2倍の重量である約150gのカレーパンが出来上がった。生地にタピオカ粉を加え、もっちりとした食感に仕上げ、油の吸い込みが少ない製法により手で持ちやすくしている。

近隣のオフィスワーカーや外国人観光客をターゲットに、1日1千個、年間約1億5千万円の販売を目指す。価格はそれぞれ378円(税込み)。12月中旬からギフトなどに利用できる冷凍タイプも発売する予定。

ハウス食品新領域開発部1グループの黒田英幸グループ長は「家庭でカレーを作る機会が増えない中、百貨店に出店することで新たなお客さまとの接点を広げるのが狙い。食べやすいカレーパンでハウスのカレーの魅力を伝えていきたい」と意気込んでいる。