「セブンカフェ」女性に照準、ラテ刷新 次世代マシンの展開も視野

セブン―イレブン・ジャパンは「セブンカフェ」を女性層の開拓と利便性の向上の両面で見直しを図った。

女性層の開拓は「カフェラテ」の刷新、利便性の向上は新型マシンの導入で抽出時間の短縮化などで対応する。

セブンカフェは、13年の開始以降拡大を続け、今期(2月期)は前年比1億杯増の11億杯、1千億円の売上げを目標に掲げる。

25日、都内で発表した高橋広隆商品本部FF・総菜部統括マネジャーは「今年度の目標に掲げている年間11億杯はほぼ計画通りに推移し好調。既存店1店舗当たりも順調に推移していると認識している。ブラックは春からプロモーションを打ち続けて底を維持し、昨年から新たにカフェラテが乗っかっている」と語った。

今回のカフェラテ強化には、セブンカフェでは市場と比べてカフェラテ比率が低く伸びしろがあることが背景にある。

「われわれのカフェラテ比率17%は看過できない数字。少なくとも4人に1人、狙うべきは3人に1人の割合に高めていく。ブラックを維持したままカフェラテを乗せていくことが重要」と説明した。

カフェラテは、ミルク原料と機械抽出機構の両面で刷新。抽出機構は「空気や蒸気の入れ方をゼロベースで考え直した」結果、泡の厚みを約30%増やし、泡そのものも従来に比べ均一できめ細かくすることでクリーミーさと口どけを強化した。

ターゲットは20~40代の有職女性。11月1日から“癒しのラテ”をテーマにしたTVCMや販促を展開していく。

新型マシンはブラック専用で12月以降に開業する新店や改装店に順次導入される。カフェラテ兼用の新型マシンは開発途中にあるという。新型マシンの特徴は自動識別センサーがカップの大きさやホット・アイスを識別でき押し間違いなどを防止。抽出時間と清掃時間も短縮され、ホット・レギュラーサイズの抽出時間は6秒短い39秒を実現。1台当たりの所要清掃時間は約5分短縮された。今後はタッチパネル式モニターも活用していくことが予想される。「さまざまな機能をこの中に入れて次世代マシンを展開していきたい」と語った。