ストレスフリーが遠ざかる

朝のコンビニのレジ待ちにイライラを募らせている人も多いだろう。かくいう筆者も、鷹揚に構えたいとは思うのだが、公共料金の支払伝票をごそっと出すおばちゃんに心ざわつき、非セルフのコーヒーを注文する客には密かに悪態をつく。そんな日常風景に、また少しストレスの種が増えそうだ。

▼コンビニのレジ決済は「いらっしゃいませ」の挨拶と専用アプリやポイントカードの確認から始まり、弁当類の温めや箸・ストロー等の要不要、酒・タバコなら年齢確認と続く。レジ袋も有料義務化となれば、これまで以上に厳格になるだろう。軽減税率開始となれば、店内で食べるか持ち帰るか。聞く側も大変だ。

▼電子マネーがコンビニに導入され始めた頃、1回の決済時間が現金に比べ約8秒短縮できるというデータがあった。電子マネーが定着した今ならもっとスムーズに運ぶのだろうが、如何せんレジを挟んでのやり取りが多すぎる。

▼競合過多の時代、接客が差別化の武器になるとよく聞くが、それも匙加減をわきまえてこそ。店員と客の双方に要らぬストレスが増えそうだ。