みそ ブームで輸出拡大

海外における日本食と発酵食のブームを受けて、みその輸出量が年々増加している。財務省貿易統計によると、昨年は前年比9%増の1万6千17tと最高記録を記録した。これは全出荷量の3.9%に当たる。金額ベースでは33億3千3百万円となった。

▼拡大する海外市場に対して、メーカーも積極的に取り組んでいる。ある大手メーカーは単に国内販売商品を輸出するだけでなく、現地の嗜好に合わせた海外専用商品を開発し、アジアや欧米諸国でロングセラーとなっている。

▼また、あるメーカーはハラール認証を取得し、無添加みそや即席みそ汁など外食、中食で活用できる業務用商品を展開している。このメーカーはユダヤ教の戒律に従った安全な食品に与えられるコーシャ認証も取得している。

▼業界団体である全国味噌工業協同組合連合会は今年度、農水省の補助を受けて、輸出PR活動を展開している。英語のPR用パンフレットと動画を作成し、特に欧米のバイヤーに対してみその価値・多様性・安全性を伝えていく。今後のさらなる輸出拡大に向けてバックアップする。