「豆乳ヨーグルト」拡大 来春には新工場も ポッカサッポロ

ポッカサッポロフード&ビバレッジは来年3月、群馬県伊勢崎市に豆乳ヨーグルト専用の新工場を稼働させ、堅調に成長している豆乳ヨーグルト事業を拡大させる。

豆乳ヨーグルトは、トクホの「ソヤファーム 豆乳で作ったヨーグルト」3品と今春発売開始した「ソイビオ豆乳ヨーグルト」2品をラインアップし、現状は協力工場で製造している。

新工場は、同社初となる日配品の自社工場で2ラインを設備する。既存小型容器(100g)に対応したラインと約400gの大型容器にも対応したラインで構成される。

新工場の狙いについて、取材に応じた大久保正孝大豆・チルド事業本部事業戦略部戦略企画グループリーダーは「日配品は需給のタイミングを見極めるのは難しく、自社工場を持つことでより柔軟な対応が可能となり増産も図れる」と説明した。

大久保リーダーによると、薄皮を除去した大豆の加工から発酵までを一貫して行う工場は世界的にも珍しいという。
「豆乳で作ったヨーグルト」は、血清コレステロールを低下させる働きがある大豆たんぱく質を含んだトクホ商品。「プレーン」「アロエ」「ブルーベリー」の3品計で前年を上回って推移し、1―9月の豆乳ヨーグルト計は前年同期比9%程度伸長した。

刷新した「ソイビオ豆乳ヨーグルト ストロベリー」
刷新した「ソイビオ豆乳ヨーグルト ストロベリー」

「ソイビオ豆乳ヨーグルト」は、豆乳を発酵させることでより吸収しやすいアグリコン型イソフラボンを含んだ豆乳ヨーグルトで、3月に首都圏エリア限定で発売開始し5月29日に北海道・九州・沖縄を除く全国に拡売。

「『ソイビオ』は、30~40代女性という狙ったお客さまをしっかり獲得でき、嗜好的な食べ方を引き続き提案していきたい」という。

10月1日には、「ソイビオ豆乳ヨーグルト」2品を刷新。パッケージにシズルを加えて、おいしさの訴求を強化したほか、ニーズのあるイソフラボンが含まれていることをより知らしめるため“吸収しやすいイソフラボン”のアテンションを目立たせるようにデザインした。中身は「同ストロベリー」のみ一新し、従来品よりも甘さを少し抑えた設計にした。

同社は15年に大豆・チルド事業を新設し、豆乳ヨーグルトを第1の柱と位置付け、第2の柱である豆乳(調製豆乳・豆乳飲料)と今年3月に発売開始したアーモンド飲料「アーモンド・ブリーズ」の育成にも取り組んでいる。