地域性を重視した提案を

鍋料理の本格シーズンを迎えつつある。寄せ鍋やちゃんこ鍋、キムチ鍋や豆乳鍋、水炊き、すき焼、しゃぶしゃぶなど、その種類は非常に多いが、和風定番系の鍋料理だけを見ても、地域によって味や具材に大きな違いがあることも特徴のひとつだ。

▼例えば、ソフトバンクグループのさとふるが実施した調査によると、具材については、東日本では魚介類、西日本では肉類が特に好まれる傾向が見られるという。味については、九州であごだし、近畿でうどんだし、東北を中心とした東日本でみその人気が高い傾向にある。

▼九州に着目すると、ぽん酢、柚子胡椒の人気が高い半面、七味の人気がやや低い。締めの食材を見ると、香川県とその周辺でのうどん人気、長崎県でのちゃんぽん麺人気が特徴として挙げられるという。

▼総じて言えることは、鍋料理、特に和風定番系の鍋料理に関しては、地域の食材、地域で親しまれている郷土料理の影響を強く受けていることだ。当然と言えば当然だが、店頭プロモーションなどについても、地域性を重視した展開が求められる。