「味の素食品」来年4月発足 調味料・加工食品の製造、包装 国内生産体制再編の一環

味の素社は、国内調味料・加工食品の製造・包装を行う新会社、味の素食品株式会社(神奈川県川崎市川崎区鈴木町1の1、辻田浩志社長・現執行役員川崎事業所長、19年4月社長就任予定)を来年4月に発足させる。これに伴い川崎事業所および東海事業所の調味料・加工食品の製造・包装事業、味の素パッケージングの製造・包装事業ならびにクノール食品を統合する。

17~19中期経営計画で日本食品バリューチェーンの再編を重点戦略に掲げ、新会社の発足および総額約400億円の設備投資を行い、国内食品生産体制の集約・再編を進めてきた。19年度下期の完工を目指し、味の素パッケージング関西工場の製造・包装機能を東海事業所に移管・集約し、約150億円をかけて調味料等の製造・包装一貫生産を行う新工場の建設に既に着手している。

今後はさらに再編を進め、調味料・加工食品の国内生産拠点を21年度中に3拠点(川崎、静岡、三重)に集約し、ICT・自動化等の先端技術を活用して効率を高め、需要に柔軟かつスピーディーに応える世界トップレベルの生産の実現を目指す。これらの集約・再編および並行して進める増産により、22年度以降、年間約70億円EBITDAを改善し、対象事業の事業利益率を約2%向上させ事業構造の強化を図る。

新会社の従業員数は約2千100人。事業内容は調味料・加工食品等の製造・包装。クノール食品の子会社も同様に会社名を変更する(現北海道クノール食品→味の素食品北海道、現クノールトレーディング→味の素AFMトレーディング)。