“第二の地元”で自社ブランド品強化 宮島醤油、宇都宮色をアピール

醤油・みそ醸造の老舗である宮島醤油(本社・佐賀県唐津市、宮島清一社長)は総合食品メーカーとしてNBを強化し、地元九州はもちろん大消費地である関東・関西の市場開拓にも積極的に取り組んでいる。

明治15年創業の同社は自社ブランドの醤油やみそを軸に、酢・ソース、つゆ・だし、たれ・スパイス、麺類用調味料、鍋物用調味料、ご飯用調味料、洋風調理食品などの市販品のほか、業務用加工食品やさまざまなOEM製品まで開発と製造の分野を広げ、着実に事業を拡大してきた。前12月期の売上高は126億4千2百万円。

近年は“第二の地元”である宇都宮を起点にNB強化に取り組んでいる。同社の宇都宮工場は00年8月に開設された。高い生産力を武器に、日本全国に営業網を広げる同社の東日本における生産拠点として躍進を支えている。新しい時代の食の動向にいち早く対応するため、各種加工食品の生産設備を更新している。

3年前に宇都宮工場製造のNB「宇都宮野菜餃子カレー」を発売した。また、今年6月公開の映画「キスできる餃子」に協賛し、タイアップ商品として「餃子の具で作ってみた」シリーズを発売した。これら宇都宮色のアピールは、栃木県をはじめ関東のSMにおける同社の認知度向上、さらに市販品の導入につながっている。