ユニー、食品PB800億円へ 出張コンベンションを開始

ユニーは食品部門の18年度のPB売上高を前年比7%増の800億円とするため、商品開発や販売を強化している。今期アイテム数は前年比33SKU増の1千400SKUを目標に開発を推進。下期はサラダチキンや切餅、ドライフルーツ、キムチなど新商品も含めた22SKUを売り込み商品に選定。「既存店ベースの売上高は13%増を目標としており、粗利を若干落としてトップラインを上げる」(布施正食品本部企画部部長)ことで予算達成を目指していく。

ブランド別では主力の「スタイルワン」が11 .2%増の233億円、留め型が6 .4%増の288億円、「プライムワンフレッシュ」が8%増の178億円、毎得が11 .7%増の55億円と価格訴求型のPBを中心に伸ばしていく計画。

最近は消費者の価格に対する目が厳しいことから「スタイルワンでより価格訴求を強め、ドラッグストアやDSなどと戦う武器として活用する」(同)と低価格品の開発を強化する。

また、今期からの新たな取り組みとしては、生鮮PBや売り込み商品の認知度向上のため、店舗従業員を対象に各地で「出張コンベンション」を実施。バイヤーが店舗に出向き、従業員にPBの特徴や味を伝え、従業員は日頃の接客で来店客にPBの良さを伝える仕組みづくりを開始した。

今期は合計23会場で120店舗分の従業員に対してPBの理解活動を行う。1年半で全店をカバーできる計算で、その後も継続的に実施していく予定。

同社のPB政策は総食品のうち、5%のSKU(1千500SKU)、20%の売上げ(1千億円)、25%の粗利(250億円)、1品当たりの販売額5千700万円を目標に設定。今期から伊藤忠商事やカネ美食品との連携による開発も強化しており、売れ続ける商品開発と売場づくりに注力していく方針だ。