蛍光灯照明器具、生産終了

リビングの照明が切れてしまい、近所のドラッグストアで購入した蛍光灯に交換してもダメだということで蛍光灯照明器具を買いに家電量販店を訪れると、それが見当たらない。店員に訊ねると、蛍光灯照明器具の生産は終了したとのこと。店頭に並ぶのは、ライトと照明器具が一体化した次世代照明器具と呼ばれるものばかり。しかし蛍光灯は平然と売られている。

▼家電各社のHPをみてみると、グリーン・イノベーションによる環境・エネルギー大国戦略の柱の一つとして高効率次世代照明(LED照明・有機EL照明)を20年までにフローで100%、30年までにストックで100%普及させる政府目標に則り生産を終了するといった判で押したような説明。購入してしまった蛍光灯の「定格寿命はうん千時間」の惹句がむなしく踊る。

▼蛍光灯は一度触れてしまうと指紋がつくため返品できないとのこと。だが、「その気持ち分かります」と臨機応変に対応してくれたのは購入先であるドラッグストアの店長。家電メーカーの横並びの処置とは対照的に、杓子定規ではない店長の接客ぶりが心に染みた。