早くもおせち商戦 近鉄百貨店が在阪で先陣 高額・個食・自社商品充実

あべのハルカス近鉄本店は19日、在阪百貨店のトップを切って、おせち料理の店頭予約受け付けを開始。午前10時の開店前には約60人が予約会場に列を作った。入り口では、ひと足早く正月気分を味わってもらおうと振袖を着た社員が来店客を華やかに出迎えた。

おせち市場は手間暇かかる料理を作るよりも購入する、正月というハレの日に特別な料理が食べたいと考える人が増加し伸長傾向だ。有名料亭などの人気アイテムは早々に完売するなど、消費者の“おせちの熱”は高まっている。ラインアップも個食に対応したものや、年末のパーティー需要も視野に入れたオードブルがセットされたものなど多様化している。

近鉄百貨店では昨年人気が高かった高額おせちを強化。このほか、1~2人用の個食やブランドコラボ、自社オリジナルおせちなど過去最高の約400アイテム(昨年比40点増)を揃えた。「トップバッターで予約を開始する手応えは感じている。人気が高いおせちは早々に売り切れてしまうため、早く予約しておきたいというお客さまが増えている」(湯瀬光一商品政策推進部係長)。

中心価格帯は2万5千~3万円(昨年並み)。あべのハルカス近鉄本店では売上目標を昨年比12%増と想定している。

予約カウンターで来年のおせちを注文
予約カウンターで来年のおせちを注文