「大豆油」復権へアンバサダー認定 第2回ソイオイルマイスター認定式 アメリカ大豆輸出協会

アメリカ大豆輸出協会はこのほど、「ソイオイルマイスター2018表彰式典」を都内で開催した。

第2回となる今年は東京・大阪の2会場で検定試験を実施。受験者数は前回を大きく上回る158人で、93人が合格した。合格者の多くは、大豆搾油メーカーや加工油脂メーカー、商社や卸などの流通関係者やレストラン関係者で、大豆油の魅力を伝えるアンバサダーとして、各方面での活躍が期待されている。

式典にはアメリカ大豆輸出協会北アジア地域ディレクターのポール・バーグ氏をはじめ、全米大豆基金キース・タップ副会長、アメリカ大使館アメリカ農産物事務所モーガン・パーキンズ所長、日本植物油協会・齋藤昭専務理事ら日米の大豆業界関係者が出席。ソイオイルマイスター合格者に認定証とバッジが授与された。

アメリカ農産物事務所のパーキンズ所長は「ソイオイルの需要促進のため、日米が連携し、ブランドイメージを高めていきたい」とあいさつ。日本植物油協会の齋藤専務は「ソイオイルマイスター制度を通じて、大豆油の復権につなげていきたい」と期待を寄せた。

基調講演では、アメリカ大豆輸出協会北アジア地域ディレクターのバーグ氏が「サステナビリティと高オレイン酸大豆」について説明。

米国では早くから土地利用や水など、環境に配慮した持続可能な農業を推進。大豆生産量は80年代からの35年間で収量(ブッシェル/エーカー)を約3割増加する一方で、土壌の侵食や土地の利用や灌漑への水利用、エネルギー利用量や温室効果ガス排出量を低減していること、不耕起栽培などによってサステナビリティに配慮していることを説明。また多様化する健康ニーズや加熱安定性に優れた、高オレイン酸大豆の生産にも力を入れていることを紹介した。