こめ油の魅力発信へ代官山にアンテナショップ 築野食品工業

築野食品工業は東京・代官山(モンシェリー代官山地下グルメ街)に、米ぬか製品にスポットを当てたアンテナカフェ&ショップ「Comeyu Kitchen(コメユキッチン)」をオープンした。一般消費者向けに同社の主力製品こめ油を使ったメニューや、米ぬか成分から生まれる化粧品など、貴重な国産資源である米ぬかの魅力を発信する。

メディア発表会であいさつした築野富美社長は「弊社は創業70周年を迎え、『食糧の安定供給が図れる事業で社会に貢献したい』という創業者の思いを受け継ぎ、健康・美のシンボルである米ぬかの可能性に着目し、こめ油やその副産物を利用したファインケミカル事業やオレオケミカル事業を展開。米ぬかを100%使いこなし、研究開発に力を入れてきた」と説明。

築野富美社長(築野食品工業)

その上で、新たな取り組みとなるアンテナショップについて「情報の発信基地である東京で、こめ油や米ぬか製品の魅力を広く伝えていこうと、東京営業所のメンバーが中心となり、多くの人に協力をいただき、手作りで取り組みをスタートした」と語った。

続いて、築野社長の子女でプロジェクトの中心となった経営企画室の築野靖子さんがアンテナショップの役割を説明。「貴重な国産資源である米ぬかを気軽にライフスタイルに活用できる方法を提案していきたい。こめ油はビタミンEやトコトリエノール、γ―オリザノールなど多くの健康成分を含み、調理時のにおいや汚れも少なく、幅広い料理に使える万能オイルで、国産資源の有効活用による自給率向上など社会貢献につなげていきたい」などと語った。

第二部のパネルディスカッションでは成蹊大学の原節子教授、料理研究家の足立敦子先生を招き、こめ油の健康機能やおいしさなどを説明した。

「Comeyu Kitchen(コメユキッチン)」では、こめ油を使用した「から揚げプレート」や「かき揚げ丼」などの主食メニューから、シフォンケーキやドーナツなどのスイーツまでこめ油尽くしのメニューを提供するほか、アンテナショップとして紀州名産の山椒を使用した「山椒香味油」、米ぬか由来の化粧品など同社製品を取り揃えている。