アプリで学ぶ「栄養バランス」 小学5年生が体験授業 大塚製薬

孤食や欠食、偏食などの原因のひとつに家族揃って食卓を囲むことや、親子で調理する機会が少なくなっていることなどが原因として挙げられ、子供への食育が課題となっている。

そこで子供に正しい食生活や栄養バランスについて知ってもらおうと、大塚製薬は5月から食育アプリ「おいしいおえかきSketch Cook(スケッチクック)」を配信。その一環として同社は5日、東京都江戸川区の東小松川小学校で、「スケッチクック」の体験授業を公立小学校では初めて行った。

「スケッチクック」はグーグルが提供する機械学習の技術を採用。「楽天レシピ」のデータを活用し、子供が描いた好きな料理の絵を、カメラで撮影した画像を通してメニューを判別し、実物の料理に近い画像へと変身させるアプリ。また、その料理のレシピと適切な栄養バランスを補完する食べ合わせメニューのレシピを提案することで、栄養バランスの大切さを学べる。

高橋氏を交え生徒全員で記念撮影。

体験授業は5年3組の生徒30人を対象に、大塚製薬の西川勇仁太氏による「楽しく栄養について学んでほしい」の掛け声で始まり、管理栄養士の西村小涼先生の案内で進められた。始まる前に西村先生から「今日、覚えてほしいのは、食事には主食、主菜、副菜、牛乳・乳製品、果物の5つのバランスが大切で、好きなものばかり食べると栄養が偏り、太ったり病気にかかりやすくなる。あとは運動や睡眠も大切で、これらを普段の生活で心掛けてほしい」と説明。

6班に分かれ、既にアプリが入っているタブレットを使ってワークシートに絵書き(ハンバーグとエビフライ、から揚げの中から1メニューを選択)から始まり、アプリの手順に従って実際の料理に近い画像へと変身させた。その合間には主食しか食べないとバランスが崩れるため、海草類やキノコ類など副菜のグループからも選ぶことが重要とし、料理ごとに栄養バランスを考えて食べることが大切と注意を促した。

最後に、四季ごとの食べ頃の食材こそが旬の食材、地元食材こそが旬な食材であること(地産地消)なども勉強。また、食事にはお母さんやスーパー、レストラン、給食センター、市場、食品メーカー、農家、漁師、食材を運ぶ人など、いろいろな人たちがかかわっており、「ありがとうの気持ちを持ちながら豊かな食生活を送ってほしい」と締めくくった。