売場増加で堅調の菓子市場

菓子専業流通は末端小売業の変革に大きく左右されている。かつての花形だったSM・GMSが成熟期を迎え、CVSは3社で大筋が決定、DgS、DSが新業態として台頭してきた。大手卸は新業態での取り組み強化で既存取引の穴を埋める。

▼特にDgSは店舗数が急激に拡大し、今や1万5千店規模に到達した。CVS市場は5万店を超えたとされる。それだけ菓子売場が全国的に増えて、市場を押し上げてきたことは間違いない。菓子市場のここ数年の拡大は菓子売場の増加によるところが大きい。

▼ANKA統計ではここ4年間前年を上回ってきたが、その要因としてチョコやシリアル、グミなどの伸長が挙げられている。しかし、現実問題として店舗数拡大による流通在庫の拡大が大きいとの見方もある。置く場所が増えただけという説だが、これはどうか。

▼現実的に小売金額が生産金額を上回っており、チョコをはじめとして単価アップが奏功してきたことは間違いないだろう。いずれにせよ、大好きなお菓子をどこでも買える利便性は消費者にとってうれしいに違いない。