子どもの野菜嫌い克服へNPOと連携 カゴメが体験型食育イベント

カゴメは、子供の野菜嫌い克服を目指し、「放課後NPOアフタースクール」と共同で「おいしい!野菜チャレンジ」プログラムを開始。野菜好きのきっかけをつくるための体験型食育事業を都内小学校で行った。

「放課後NPOアフタースクール」は、企業や行政と連携し、授業以外の活動を通じて子供を取り巻く課題解決のためにさまざまな活動を行っている。そこで「ニッポンの野菜不足をゼロにする」を目指すカゴメと連携し8月28日、子供たちが野菜好きになるようクイズなどを組み入れた体験型の授業を実施した。

プログラムを企画したカゴメマーケティング本部広告部宣伝グループの関根理央さんは「野菜嫌いを克服し、野菜好きになるには子供たちがプログラムによって喜びを感じる達成感がポイント」と指摘。そこで生の野菜を触り、旬を感じる「触れる」体験や、野菜の栄養をクイズで「知る」体験、ジュース作りをしながら「飲む」体験を通じた達成感のあるプログラム内容にした。

授業は、カゴメ社員2人が“野菜先生”に扮し、1年生から5年生まで4班に分かれ、合計40人で90分間実施。「昨日、どんな野菜を食べたか」など簡単な質問から、「夏においしく栄養のある野菜は」「トマトの仲間は」「小学校低学年が1日に食べるとよい野菜の量は何?」など小学生にとっては難しいクイズも出題され、野菜の旬や成り立ち、栄養など意外に知られていない野菜の秘密を学んだ。

最後にグループで協力して1班で1品のオリジナルジュースを試作。代表者がジュース名やこだわりポイント、どんな味かを発表し、試飲後、各自が好きなジュースに投票し、投票数が一番多かったジュースをつくった代表者に「野菜チャレンジ認定書」が贈られた。

プログラム考案者の関根理央さん(カゴメ)
プログラム考案者の関根理央さん(カゴメ)

〈関根さんの話〉

カゴメは「ニッポンの野菜不足をゼロにする」を目指しているが、実際は約73g不足している。野菜嫌いのピークは小学生で、こうした小学生が大人になっても野菜摂取量は少ない。そこで7月から放課後NPOアフタースクールと共同で企業連携子育てプロジェクト「おいしい!野菜チャレンジ」をスタート。プログラムにより野菜をおいしいと思う体験を通して、野菜好きのきっかけをつくりたい。今年12月までに関東一都六県にて20か所で活動する予定だ。