イタリア料理協会30周年 「日伊の距離縮まる」落合会長 一般社団法人化を申請

日本イタリア料理協会が今年で設立30周年を迎え、その記念パーティーが20日、関係者約200人を招き都内ホテルで開かれた。

1970年代は日本でのイタリア料理は認知されておらず、食材すら手に入らなかったが、イタリア料理の魅力にひかれ、現地の味に触れ、現地で修業を積んでイタリア料理界に飛び込んだ料理人8人が1988年に協会を設立した。吉川敏明氏、室井克義氏、片岡護氏、久保脇敏弘氏、平田勝氏、佐竹弘氏、落合務氏、サービスの松村誠氏の8人で、初代会長に吉川シェフが就任し、その後各シェフが会長を歴任し、現在は落合シェフが会長に就任している。

この間、歴代会長を中心にイタリア料理の普及に努め、今ではシェフ会員は263人、通常会員は34人、賛助会員114社の大組織に発展。今年30周年を機に一般社団法人化を目指し、近日中に申請が下りる予定。

落合会長のあいさつ 30周年は感慨深いものがある。設立当時は8人で始めたが、もう30年たったかという思いと、まだ30年かという思いもある。イタリア料理を愛してくれる方々に盛り上げられた数少ない協会だ。協会設立前に山﨑シェフ(休会中)と仲良し会を作り、85年ころから月1回集まったのが協会の前身で、今日の礎を作った。今では日本はイタリア食材が豊富にある恵まれた環境だ。イタリアから日本にうま味やだしなどを勉強に来る人もあり、世界と日本の距離が縮まってきた。今後も協会を盛り上げてほしい。