伊藤園「新俳句大賞」 受賞の13歳、保坂世田谷区長を表敬訪問

季語や五・七・五の定型等にとらわれない日本一の創作俳句コンテストである「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」において、小学生の部で大賞を受賞した世田谷区立芦花小学校の伊賀風香さん(13歳)は14日、母親の美奈子さんと世田谷区役所を表敬訪問し、保坂展人区長に喜びの声を伝えた。

新俳句大賞は今年で29回目を迎え、過去最多の約195万句(応募人数約50万人)の応募があり、この中から小学生の部で頂点に輝いた伊賀さんの作品は、「午後三時 はちみつ色の 犬眠る」。学校から帰ったおやつの時間に、甘いものが無性に欲しくなった時、庭で昼寝をする犬と庭全体がはちみつ色に見えた情景を俳句にしたもので、当日は緊張しながらも伊賀さん自ら保坂区長に作品を報告。今回の受賞について「これまで学校の授業で何回か俳句をつくったが、今回の俳句には自信がなかったので受賞したことに驚いた」と感想を述べ、中学校に入学してからも「部屋にこもり、色紙に書いたあじさいの絵に俳句をつけて楽しんでいる」と語った。

保坂展人世田谷区長らと懇談
保坂展人世田谷区長らと懇談

保坂区長は、「はちみつ色という表現がおもしろい」と受賞をたたえ、季節はいつ頃か、授賞式の様子はどうだったか、将来の夢などを質問し、「ぜひ作品を小学校に飾りたい」と述べた。

伊藤園の杉山貴宏営業部長、小島潤支店長、販促部の青木寛史氏、広告宣伝部の横山佳史氏らも表敬訪問に同席し、「1985年に世界初の緑茶飲料の開発に成功し、商品名を煎茶から『お~いお茶』に変更した時から新俳句大賞をスタート。お茶にはおいしさとともにコミュニケーションツールとしての役割もある。日常的に飲んでほしいお茶なので、ルールにとらわれず自由な発想で創作できる新俳句を募集した。世田谷区からの入賞、入選者はこれまで104人を数え、数ある自治体の中でも最も多い」と保坂区長に報告した。

(左から)小島潤支店長(伊藤園)、保坂展人世田谷区長、伊賀風香さん、母の伊賀美奈子さん、杉山貴宏部長(伊藤園)