大阪で「世界ラーメンサミット」 即席麺生誕60周年で世界ラーメン協会

世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」(日清食品)が大阪で誕生(1958年8月25日)してから60年。WINA(世界ラーメン協会、安藤宏基会長)が主催する「第9回 世界ラーメンサミット大阪」が22、23の両日、「INNOVATING HAPPINESS FOR 100YEARS 百年幸福」をテーマに、生誕の地である大阪で開催された。日本での開催は08年以来10年ぶり。

同サミットは、インスタントラーメンの品質改善、消費拡大を図り、業界発展と世界の食生活への貢献を目的とするもので、9回目となった今回は、ホストカンパニーを務めた日清食品ホールディングスをはじめ、世界16か国から主要メーカーのトップ、関係者など208人が出席した。

サミットでは、インスタントラーメンのさらなる需要拡大、インスタントラーメンが誕生から100年を迎える40年後も「人々にHAPPYをもたらす食べ物」であるために、どうイノベーションを起こすかなどについて討議した。

サミットの総括と今後の活動方針となる「大阪宣言」を発表した安藤会長は、「人々は今、環境・社会問題に配慮された商品であるとか、どのような姿勢で取り組んでいる企業であるかを意識したエシカル消費に急速にシフトしている。そのような背景の中で、企業側にとってはCSV(Creating Shared Value)の概念が一層重要となっている」との認識を示した上で、メーカーが非競争領域で取り組まなければならない緊急課題としてCO2の削減問題を挙げるとともに、さらなる環境負荷低減に向け、包材やカップに使用するプラスチック素材の生分解性素材への置き換えに、協会として取り組んでいく考えを明らかにした。