鯖や「サバでサバイブ」 市場拡大狙いサバ料理専門店

ニッスイなど大手とコラボも

サバ寿司の製造やサバ料理専門店を運営する「鯖や」(大阪府豊中市)。現在は専門店のSABARを国内外に18店舗展開しており、2020年に38(サバ)店の出店を目指す。8月3日(さかサバの日)には渋谷区に代官山店をオープンした。

「厳しい飲食業界でサバイブしていく」(右田孝宣社長)という意味を込めた新店のコンセプトは「サバ島でサバイバル」。カリブ海に実在するサバ島の森をイメージした店内は、天井に星空が広がり架空のサバ座が輝く。大きなサバをわらで一気に焼き上げた「メガとろさばの藁焼き」などワイルドな店限定のメニューを揃える。

既存店舗の女性客の比率は約6割だが、同店では7割を目指す。また関西で3千800円、関東で4千500円程度の客単価を同店では5千円に高めたい考えだ。

同社はカゴメと大阪でコラボメニューを開発したり、日本水産と原料の安定調達へ向け共同事業を行うなど大手メーカーとの協業を進めている。

右田社長はその狙いについて「これまではサバのムーブメントを起こそうと単独で土台固めをしてきた。これからはスピードを上げてサバの市場を広げていくため、コラボ展開に力を入れていく。マーケットを取り合うのではなく、一緒に『鯖や』のやり方に乗っていきたいと思われるような会社になりたい」と話している。