「きびなごケンピ」東京で話題、地元・高知に“逆輸入”

高知の名物、芋けんぴをヒントに作られた「きびなごケンピ」。大きいサイズのきびなごは刺身、小さいものは“おじゃこ”として使われることが多く、行き場をなくしていた中間サイズのものの利用価値を創出しようと開発した。

「醤油も地元のものを使い、全国に誇れる商品を作りたかった」と製造販売する八重丸水産(高知県大月町)の中野陽美取締役。海を隔て九州に近い大月町では醤油も九州風の甘口のため、お菓子の味付けに合うという。

地元の道の駅から販売をスタート。その後、東京にある高知のアンテナショップで扱いが始まると評判を集め、地元の高知新聞に取り上げられた。そこから火がつき、高知県に逆輸入される形で広がり、今では県内のほとんどのスーパーに導入されている。

業務筋では田作りの替わりとしておせち料理に、茶屋では文字通りお茶うけにと、販路もさまざまな形で広がっている。先月に高知ぢばさんセンターで開催された食品総合展示会「旭食品フードランド」にも出展された。