“うどん県”で人気絶大の唐辛子 10年前から自社栽培 洋食に活用提案も

創業80年の山清(やませい・香川県綾川町)。売上構成は香辛料、餡、穀粉がそれぞれ3分の1ずつと3本の柱を持つ。地元の香川はもともと唐辛子の一大産地だったが、海外産に押され生産は衰退していた。

それを復活させようと10年ほど前、松下時夫社長が幻と言われていた3本の鞘から自社栽培を始めた。自ら草取りや害虫駆除などをこなし、ようやく商品化。3年前から本格的に市場へ投入したのが、香川県綾川産本唐辛子100%の「鬼びっくり一味唐辛子」だ。「甘さの次に辛さ、そしておいしさが来るのが特徴」と松下社長。

“うどん県”として知られる香川・高松市の人気ナンバーワンの竹清をはじめ、多くの人気うどん店で同社の唐辛子が使われている。うどんだけではない。フレンチレストランでは白い皿に唐辛子で赤い線を引いて見た目のアクセントに、イタリアンではペペロンチーノに合わせるなど「洋食にも幅広く提案したい」(同)と意気込む。「旭食品フードランド」にも出展された。