国産クラフトジン「ROKU」 桜など“和”の6素材 プレミアム市場No.1に

サントリースピリッツは7月31日、ジャパニーズクラフトジン「ROKU」のブランドセミナーを燦(さん)大阪店で開催。清水悟リキュール・スピリッツ・焼酎部部長、鳥井和之商品開発部シニアスペシャリストが登壇し、関西のマスコミ向けに直近の販売動向や製法の紹介、テイスティング、食とのマリアージュを実施した。

ジンは穀物を原料として発酵、蒸溜した後にジュニパーベリー(杜松の実)などに浸し、さらに蒸溜した酒。日本では酒税法上は蒸留酒類スピリッツに分類される。細かい定義がなく自由度が高いことから、10年前頃からイギリスやアメリカを中心に世界でクラフトジンの人気が広がった。

販売価格が日本円で2千500円以上の世界のプレミアムジン市場は、昨年に6千877万箱(1箱8.4ℓ換算)、前年比241%に増加。日本国内でも徐々に認知が広がり、17年には火が着いて、昨年のジン市場は58万箱、118%に伸長した。このうちプレミアムだけの市場シェアは5%の2.7万箱となった。

清水悟部長㊧と鳥井和之氏(サントリースピリッツ)
清水悟部長㊧と鳥井和之氏(サントリースピリッツ)

同社では国内・海外市場を見据えて17年5月に「ROKU」を上市。18年1~5月は国内のプレミアムジン・カテゴリーで販売量ナンバーワンを獲得した。近い将来にはプレミアムジン市場シェアを、全体の10%にまで引き上げたい考え。30~40代の男女をターゲットに今後もブランド認知向上を図り、オーセンティックBARや高級ホテル、割烹や料亭、国際空港等への採用を強化する。

「ROKU」は、日本の春夏秋冬をイメージしてそれぞれの旬に収穫した“六”種類の素材「桜花」「桜葉」「煎茶」「玉露」「山椒」「柚子」をメーンに、ジュニパーベリーなどの国際的なボタニカル素材を原料に使用。ベースの穀物酒には、ボタニカルな「ROKU」の特徴をより生かせるように、クリーンな味わいのとうもろこしを採用した。トップノートにはフローラルやシトラスを感じ、アフターにはグリーンでスパイシー、甘みのあるニュアンスが残る。

おすすめの飲み方は1対5のソーダ割りスタイル。特に揚げ物、生魚、だし系料理との相性が良く、「ROKU」のすっきりとしたバランスの良い味わいと、和食との調和が楽しめる。