「簡便」「時短」で市場活性化 業界最速のマカロニ 惣菜調味料に初のルウタイプも

女性の社会進出増加なども背景に、簡便・時短商品に対するニーズが高まっているが、今秋、日本製粉と江崎グリコが簡便・時短商品のラインアップを強化する。日本製粉は焼き時間を短縮し、作りやすさにもこだわったミックス粉や“業界最速”と銘打ったゆで時間80秒のマカロニ。江崎グリコは業界初となるルウ調味料を近畿2府4県で先行発売する。

日本製粉 80秒「超早ゆでマカロニ」 焼き時間半分のミックス粉も

日本製粉は家庭用グロサリーの秋冬新製品で、簡便・時短ニーズへの対応を強化する。ミックス粉では、焼き時間を短縮し、作りやすさにもこだわった「オーマイこんなお好み焼粉ほしかった」「同こんなたこ焼粉ほしかった」を発売。マカロニでは、“業界最速”のゆで時間80秒の「オーマイ超早ゆでサラダマカロニ」「同超早ゆでサラダカールマカロニ」を投入する。生活者の簡便・時短ニーズが高まる中で、家庭用グロサリーの活性化策として、「もっと便利に、もっと使いやすく」に照準を当てた商品開発を推進。独自の配合技術を駆使した新商品で、停滞するミックス粉、マカロニ市場の浮上を狙う。

お好み焼・たこ焼粉では、調理時の不満点に着目。「焼くのに時間がかかる」「ひっくり返しにくい」などユーザーの8割以上が調理への不満を抱えており、独自配合で火が通りやすく、焼き面もしっかりとしたお好み焼・たこ焼粉を開発した。「こんなお好み焼粉ほしかった」は、通常焼き時間約10分を、半分の5分に短縮。「こんなたこ焼粉ほしかった」は11分を8分に。時短調理で、焼き面も丈夫に仕上がり、お好み焼はひっくり返しやすく、たこ焼はくるっと返しやすい、作りやすさにもこだわった。「こんな小麦粉ほしかった」と連動した商品名称で、生活者目線の新たな機能を付加したミックス粉として提案する。スタンディング包装で内容量400g、税別希望小売価格250円。

「オーマイ超早ゆでサラダマカロニ」「同早ゆでサラダカールマカロニ」は、形状・配合を工夫し、業界最速のゆで時間80秒を実現。表面積を大きく、肉厚を薄くすることで、ゆで時間を短縮化する一方、加工でんぷんを配合し、肉薄でもマカロニならではのしっかりとした食感と経時変化に強い弾力性を再現した。各160g。

「超早ゆで」の投入に合わせ、160g容量の「早ゆでシリーズ」4品(サラダマカロニ、ペンネマカロニ、インスタントマカロニ、サラダカールマカロニ)のパッケージデザインを刷新。商品特徴とメニューがより分かりやすいデザインで、手に取りやすい小容量帯をてこ入れすることで、家庭用マカロニ市場の活性化につなげる方針だ。

江崎グリコ「ポントクック」 料理に“ポンと”入れるだけ

「ポントクック」(江崎グリコ)

江崎グリコは、ルウタイプの汎用固形調味料「ポントクック」シリーズ6アイテムを近畿2府4県で先行発売する。

惣菜調味料は各メーカーから商品化されているが、ルウタイプは初。惣菜調味料で主流のレトルトに比べ加熱が緩やかで、風味が損なわれていないというメリットを打ち出し、惣菜調味料市場の活性化を図る。

「ポントクック」は、手作りだと手間のかかるホワイトソースや麻婆豆腐などのソースを、1人分ずつ凝縮している。味ととろみがこれ一つで手作りしたように簡単に仕上がるのが特徴。「ホワイトソースの素」「ドミグラスソースの素」「麻婆ソースの素」「中華風うま塩ソースの素」「和風あんかけの素」「和風あまから煮込みの素」の6品で希望小売価格は税別300円。

和洋中の基本のソースなので、さまざまなメニューが作れ、調理のレパートリーが広がる。一つの商品は小分けトレイでルウ8個(8人分)入っており、1人分から好きな人数分だけ作ることができる。小分けトレイには賞味期限が印字されており保存する際にも便利。

先行発売する近畿エリアでは10~12月にかけ「中華風うま塩ソースの素」をメーンにTVCMの投下を予定しているほか、インストアキャンペーンなども実施し売場を盛り上げる。