鍋専用の「麺」と「つゆ」 日清食品チルド×Mizkanで初の共同開発 チルド売場に新価値を

日清食品チルドとMizkanは24日、初の共同開発商品を8月27日から新発売すると発表した。「〆(シメ)の麺をもっと美味しく」をコンセプトに、チルドタイプの「〆に美味しい鍋専用麺」と「〆の麺も楽しめる鍋つゆ」を共同開発。鍋つゆ市場トップのミツカン「〆まで美味しい」ブランドで提案する。麺とつゆを同一売場で展開し、「〆」を鍋の「メーン」へと格上げするとともに、新しい鍋文化・食文化を提案する。

両社は24日、都内で共同開発新商品発表会を開催した。今回の企画について「それぞれの目標を達成する上で、それぞれの得意とする分野で協力し合うことが最良の選択だと考えスタートさせた」(伊地知稔彦日清食品チルド社長)と説明。日清食品チルドはチルド麺の夕食シーンの拡大に、Mizkanは〆、おいしさの面から鍋提案の強化につなげたい考えも示した。

日清食品チルドは鍋専用チルド麺「麺の達人〆まで美味しい鍋用」シリーズを投入。のどごしの良い「生うどん」(200g)、つるみのある「生ラーメン」(同)を全国で、もちっと食感の「ちゃんぽん麺」(300g)を北海道を除く全国で発売する。

コシや小麦の香りのある麺のおいしさを味わえるチルド麺で、チルド麺ながら下ゆで不要でそのまま鍋に入れられることが特徴。3品ともに2玉入り、税別参考小売価格200円で提案する。

Mizkanはチルド鍋つゆ「〆まで美味しい鍋つゆ」シリーズを投入。香り豊かで奥深いだしのうまみたっぷりな「寄せ鍋つゆ」(170g)、香り豊かで辛みの効いた「キムチ鍋つゆ」(同)、コクがあって濃厚な味わいの「ちゃんぽん鍋つゆ」(同)を北海道、沖縄を除く全国で発売する。ノンレトルト製法と冷蔵保存により実現した風味豊かな鍋つゆで、希釈後の液量は870g。〆を最後まで楽しめる。3品とも3~4人前の濃縮タイプ、同350円で提案する。

日清食品チルドの伊地知社長は市販用チルド麺について「昨年から簡便、個食、健康の3つのテーマを中期的に深掘りしていきたいと話してきた」とした上で、新商品について「その一つである簡便を組み入れた商品」と指摘。「新しいマーケットを創造し、小売を中心とした取引先の皆さま方の売上げに貢献していきたい。この秋の話題商品として拡売していきたい」と語った。

Mizkanの吉永智征社長兼CEOは発表会で「温度帯に関係なく、おいしい商品を作っていく、追求していくことに取り組んでいる」とした上で、新商品について「要冷蔵タイプで、レトルト殺菌をしなくていいことから、だしの風味がよく効いたおいしい商品に仕上がっている」と強調。「日清食品チルドさんの麺を合わせて食べていただくと、非常にご満足いただける鍋になると思っている」と述べた。