国分西日本 大阪で発掘展示商談会 健康、時短、満足感テーマに

国分西日本は12日、大阪市内の帝国ホテルで「秋季国分グループ発掘展示商談会」を開催。出店企業約300社のフルライン約5千600アイテムを展示して、近畿を中心とした取引先1千200人を招き紹介した。

会場入り口では、未来の消費を予測するプロジェクトとして同社と凸版印刷が共同で立ち上げた「TKBridge」を展示。「変わる消費」「変わらない欲求」をテーマに、健康、時間のマネジメント(時短・簡便)、生活の充足感に着目し、時代とともに移り変わる様子をパネルで展示した。

さまざまな切り口から紹介する企画コーナーでは、全26ブースを設けて展開した。メーカーコラボレート企画では、国分の輸入ワイン「JWINE」と日本製粉「レガーロ」を使ったワインとパスタ、敷島製パンのバゲットと国分の缶つまのマリアージュなどを提案。地産地消を推進した酒類企画では、関西の日本酒蔵元を集めて魅力を発信。特に“やっぱ好きやねん じもともん大阪”コーナーでは、意外と知られていない大阪の地酒を特集し試飲とともに紹介した。

西日本独自では、小ロットのシロップやドレッシングを生産可能なメーカー、地元兵庫県産材料にこだわる缶詰メーカー、淡路島の玉ねぎを使ったソースメーカーなど、地域の特色を出した地元ならではの企業を集めて試食を実施した。

小澤康二マーケティング部長の話

豪雨の影響があり予定していた中四国の展示会は中止となった。当社の三次営業所が水に浸かり、取引先メーカー・小売業でも被災した企業がある。そうでない企業でも従業員が出勤できない、物流や販売が滞って商品が流れないなど支障をきたし、製販配が大変な状況。社員を含め広島で出荷応援を出している。

今期6月までの上半期売上げはプラスで推移した。分社化して以降は単年度の損益ではなく、5年後を見据えた計画を立てていて、3年目の今年は高い目標値ながら何とか達成できそうだ。しかし、大阪北部地震と中四国豪雨の影響は計り知れず、下期にボディブローのようにじわじわと効いてくるのではないかと懸念している。

カテゴリー別では、酒類が既存では増えているものの、トータルでは帳合変更による増減がある。特にRTDの動きが非常に良い。ドライの食品群も新商品のヒットが少なく、既存品で地道に積み重ねている状況。チルドを含め中食は好調に推移している。