加藤産業 好調の鍋、さらに拡大を 秋冬新製品発表会

加藤産業は12、13の両日、神戸国際展示場で「第41回秋・冬の新製品発表会」を開催。過去最多となる433社が出展、全国の得意先約6千人を招待した。出展社の内訳は常温300社、低温82社、酒類51社。出展アイテムは4千700で、このうち1千600が新製品。

テーマコーナーでは市場の拡大が続く鍋つゆにスポットを当て、「トレンド発信!KATO鍋!」として展開。健康、個食、安価という3つの観点から、メーカーと共同で鍋メニューを提案した。

もともと健康イメージの強い鍋料理をさらに健康的に、とトマトジュースとオリーブオイルを使ったトマトしゃぶしゃぶ(カゴメ)、個食タイプの鍋つゆをファミリー層へも浸透させようとイカ焼きなど鍋以外のメニュー(エバラ食品工業)、具材はもやしや豆苗、つゆは濃縮タイプで家計にやさしい鍋料理(ヒガシマル醤油)などをそれぞれ提案。さらに乾麺や無菌米飯を使った鍋〆メニューを提供し、売場での単価アップを狙った。

自社ブランド「Kanpy」のコーナーでは、ジャムやフルーツ缶などの新商品を試食とともに紹介した。女性スタッフによる西宮なでしこプロジェクトは、新製品の「スプーンメンチカツの素」を用意。担当者は「前回にコロッケの素を発売した時、メンチカツもあったら良いのにという声をいただいた。それをきっかけに、今回も家族が喜ぶメニューをコンセプトに商品化した」と説明していた。

地域商材を集めた「ディスカバリーニッポン」のブースには、全国から集まった45社が出展した。長野五輪の際、ホテルの人気メニューだったことから商品化した「信州りんごのポタージュ」。販売するサンプソンファーム(京都府)の橋井勲代表は「国産原料100%、完全無添加、グルテンフリーの3つを備えたレトルト商品はない」と強調した。