小豆島発、待望の新商品 地元原料使った手延べ麺

小豆島手延素麺協同組合は地元・香川県産の小麦を原料にした手延べそうめんなど3品を新たに発売した。

小豆島では現在でもごま油を使い、昔ながらの天日干しで手延べ麺が作られており、今回の3品も同様の製法。商品名も主力商品「島の光」に合わせシリーズ化を意識した。

「島の風」は香川県産の小麦・さぬきの夢と北海道産小麦をブレンド。さぬきの夢はもともと、うどん向けに作られた小麦だが「中心部だけを使い“黄金比率”でブレンドすることで、もちもちとした食感のそうめんができた」(下本一彦理事長)という。

「島のへんろ道」は香川県善通寺の名産・ダイシモチ麦を使った。健康志向からもち麦が注目されているが、ダイシモチ麦は精白米の約30倍の食物繊維を含むと言われる。

「島の雪」は北海道産小麦(北海道の地粉)を100%使用。粘りと弾力ある食感が特徴で、小麦の豊かな風味が感じられるという。各250g(50g×5束)で「島の風」「島のへんろ道」は税別450円、「島の雪」は400円。

下本理事長は商品化の経緯と今後の展開について、次の通り話している。

生産者が集まって試食したり、製粉会社の研究スタッフに来てもらい勉強会を開くなど試行錯誤の上、ようやく製品化することができた。長い間、新商品を出していなかったが、他の産地との差別化を図るためにも地元の原料を使ったものや健康訴求のできるものが必要。大量生産はできないが、新製品を販路拡大のきっかけとし、「島の光」を含めた全体の生産量を増やしていきたい。