Mizkan 家庭料理の最高峰を 「PIN印」ブランドで

Mizkanは12日、こだわりの調味料ブランドとして、この春に立ち上げた「PIN印」ブランドについて、「プロから学んだ知恵や技を生かしながら、家庭料理を最高にする調味料でありたい」とし、家庭料理の最高峰のおいしさを目指す考えを明らかにした。田中祐之取締役MD本部長兼味確認室長が都内で開いた「味確認室プロジェクト」のキックオフイベントで語った。

田中本部長は「PIN印」ブランドを立ち上げた背景について、企業理念の「2つの原点」の一つ「脚下照顧に基づく現状否認の実行」に言及した上で、「味づくりについてもチャレンジしていきたい」と強調した。「原料を重ねて味を作っていくのではなく、素材の持っているおいしさを引き出していくことにこだわっていきたいと考えて『PIN印』ブランドを誕生させた」と述べた。

「PIN印」ブランドのこだわりについては、「一流料理人が認める味わい」と「素材のうまみ・香りを生かす味づくり」を挙げ、前者については「複数の一流料理人から5点満点中4点以上を取らないと発売しないというルールを設けている」とし、後者については「原料の選び方や原料の開発にまで入り込み、ものづくりにこだわっていく」とした。

開発フローのポイントは、同社の味確認室が家庭でその味を再現するためにはどうしたらいいかを考え抜いて商品化していくこと。田中本部長は味確認室について「本当のおいしさを知るために発足させた」とした上で、その活動をものづくりに生かしていくため、一流料理店への弟子入り修業、おいしい店の食べ歩きや情報収集、海外展示会などでの最新動向把握、大学研究室との科学的な味覚研究――といった活動に取り組んでいることを紹介した。