未病の改善へ連携深める 「十六茶」と自販機にロゴ アサヒ飲料×神奈川県

アサヒ飲料は8日、神奈川県と「ME―BYO(未病)コンセプトの普及・啓発等に係る覚書」を締結し、商品・自販機などを通じて神奈川県民に未病の認知向上と理解促進を図っていく。

この日、神奈川県庁で黒岩祐治知事とともに覚書締結式に臨んだ岸上克彦社長(写真左)は「今後、神奈川県とさらに連携を深めながらより良い施策を提供することで、県民の皆さまに未病の改善に貢献していきたい」と語った。

未病とは、心身の状態を健康と病気の2つの概念でとらえるのではなく、健康と病気の間を連続的に変化するものととらえ、すべての変化の過程を表す概念。食・運動・社会参加の3つの未病の改善方法を取り入れたライフスタイルを「ME―BYOスタイル」と呼んでいる。

アサヒ飲料はパッケージにME―BYOスタイルのロゴをデザインした「十六茶」(630ml、500ml)を7月末から神奈川県内のスーパー、ドラッグストア、自販機中心に販売し、年内で約380万本の出荷を見込む。スーパーでは「店頭でME―BYOスタイルの取り組みを応援するフェアを計画している」。

「ME―BYOスタイル」のロゴをあしらった自販機も自治体や民間企業に設置を提案していく。理解促進にも踏み込み、スーパーやドラッグストアで展開する健康イベントや母親が集まる場所で理解促進を目的につくられた「ME―BYOハンドブック」と「ME―BYOスケールボード」を2万個ずつ配布していく。

未病について黒岩知事は「先日の電通の全国調査では52・2%が未病という言葉を知り、60歳の女性に関して71・9%が知っていて、おおむね正しく理解している。未病は政府の大きな方針にもなっており未病という言葉を広めることが大事」と説明した。

また、アサヒ飲料に対しては「ロゴの入った『十六茶』が380万本も発売されるスケール感。グッズも2万個配布され、自販機にもロゴが入る。県民はコンセプトを理解してくださるはずで、県がチラシを配るよりも大きな効果が見込める」と期待を寄せた。