業務用「い・ろ・は・す」 2020年へ日本を代表する新・炭酸水に コカ・コーラシステム

コカ・コーラシステムは4日、ミネラルウォーターブランド「い・ろ・は・す」からホテル・レストランなどの料飲店向けに瓶入り炭酸水「い・ろ・は・す グラススパークリングウォーター」の発売を開始した。アルコールなどとは割らずにそのまま飲む直接飲用を訴求していく。

11日、同製品の導入先であるホテル椿山荘東京で発表した日本コカ・コーラの高木直樹マーケティング本部ウォーターグループグループマネージャーは「東京2020オリンピックに向けて海外からさまざまな方が来られる中で、日本の天然水をアピールしていく。日本を代表する天然水ブランドへの一要素として、こういったチャレンジを行っていく」と語った。

同製品は「い・ろ・は・す」の採水地の中でも最も硬度の低い富山県砺波(となみ)の天然水に、程よい刺激の炭酸を加えたもの。瓶容器は佐藤オオキ氏がデザインし、回収不要で持ち帰り可能なワインウェイ瓶として流通していく。

高木直樹グループマネージャー(日本コカ・コーラ)
高木直樹グループマネージャー(日本コカ・コーラ)

展開エリアは限定していないが、訪日外国人へのアピールを念頭に入れ東京を中心とした首都圏での提案に注力していく考え。東京エリアについて、コカ・コーラボトラーズジャパンの佐藤一仁執行役員営業本部エリア営業統括本部東京営業本部長は「20年に向けてさまざまな食文化がどんどん広がっていく中で、当社はそのニーズに応えるべく営業のスタイルを少しずつ変えている。今回から製品そのものだけではなく、食との相性の分析や新しい飲み方の提案を行っている」と説明した。

ホテル椿山荘東京の庭園内にあるそば処「無茶庵」で「い・ろ・は・す グラススパークリングウォーター」を採用。同ホテルの菅原健一マーケティングチーフマネージャーは同製品について「軟水でガス圧が強すぎず、料理とマッチする」と評した。

さらに、訪日旅行客を中心に炭酸水の要望が年々増えていることも指摘。「特に欧米の方はアルコール代わりとして炭酸水を頼まれる方が非常に多い。アルコールは団体で来られると立食パーティーなどで飲まれる傾向にあるものの、個人ではあまり飲まれない」と語った。