健康、簡便切り口に西山商事が春季展示会

西山商事(本社・名古屋市中川区、西山徹社長)は16日、名古屋国際会議場で展示商談会を開催。主要顧客を中心に260社(400人)が来場し盛況だった。

開場前のあいさつで西山社長は「95回目の開催となった。原料高、エネルギー高などもあり、実質平均賃金も0・2%下がり、消費意欲も衰えていると聞く。だがそれでも売上げ、客数ともに増加させている企業もある。高付加価値商品をしっかりと売っている。当社にとって、そのきっかけとなるのが展示商談会。目先だけでなく10年後、20年後の種まきをすることが必要だが、価値あるものを少しでも多くのお客さまに提案していきたい」と協力を呼び掛けた。

今回は〈健康〉〈簡便〉の2つをメーンテーマに設定。一般食品(140社)、チルド(35社)、ギフト(5社)、業務用(45社)と幅広いカテゴリーでメーカー285社が出展した。新規出展メーカーは37社(一般食品15、チルド8、ギフト5、業務用9)だった。

会場では同社の強みの一つ、乾物で国産椎茸250本を展示したほか、海苔、海藻などを展示。〈健康〉軸では減塩、低カロリー食品、需要が増加している大豆ミート、糖質オフのチルド麺、ゼロカロリーの和風デザートなどを市販、CVS向け、業務用など販路に合わせて提案。各ブースとも来場者の関心を集めていた。

同社の今期業績はここまで前年同期並みで推移。CVS向けが堅調なほか、業務用向けでは新規取引の拡大で売上げ面では順調。一方、収益面は引き続きコスト高でやや苦戦中。同社では「合理化、効率化をさらに推進するとともに、見せるだけの展示会ではなく、しっかり売るための展示会作りに取り組みたい」としている。