セブン‐イレブンがネットコンビニ 店舗在庫活用し利便性高める

セブン―イレブンは「ネットコンビニ」のサービスを開始する。

専用のサイトからスマホで注文すると、近隣の店舗に在庫がある商品を最短2時間で届ける。1時間ごとに時間を指定することも可能。全国に2万店を展開するセブン―イレブンの「近くて便利」な価値と1千500億円分を抱える店舗在庫を生かし、台頭するEコマースに対抗する。

同社ではこれまでにも食事宅配サービス「セブンミール」を展開してきたが、「店で販売している商品も届けてほしい」とのニーズに応えた。「セブンミールは順調だが、使っているのは65歳以上のお客さまが多い。もっと多くのお客さまに便利なサービスを検討してきた」(古屋一樹社長)といい、当面は棲み分けながらサービスを継続していく。

配送はセイノーHD子会社のセブン―イレブン向け配送会社ジーニーが担う。注文は最低1千円からで、送料は216円。3千円以上の注文で送料無料。売上げはすべて加盟店に計上される。

札幌地区の15店舗で昨年から続けてきた実験では、1店当たり1日平均3件の注文があり、日販は約5千円。本格展開後は1日10件、日販2万円を見込む。

今夏にはサービスを札幌市内全域に広げ、その後に北海道内の他エリアにも拡大する。来年下期以降に全国へ順次拡大を目指す。