メキシコ料理講習会 カゴメ中四国支店の協力で

広島県は4日、友好提携を結ぶメキシコ・グアナファト州のシェフを招き、カゴメ中四国支店(広島市)のキッチンスタジオでメキシコ料理の講習会を開いた。

講習会には県立広島大学健康科学科の学生や県内にあるメキシコ料理店の関係者など20人が参加。初めにグアナファト州政府のロドルフォ・ゴンザレス日本代表がアボカドやグリーントマト、ナッツといったメキシコの食材や、それらを使った料理、食生活などについて説明した。

続く実演ではシェフ3人がチキンのオカンボ風モレソースなどを調理。モレとは結婚式など祝いや歓迎の席で振る舞われる伝統的な料理で、シェフのオルベラ氏によると「多くの材料を使い、長い時間をかけて煮込む。ミキサーのない時代には2、3日かけて作っていた」という。調理後は参加者が試食し情報交換を行った。

広島県は地元企業のマツダが工場を持つ同州と14年に提携を結び、文化や経済面での交流を続けている。東京五輪ではメキシコ選手団が県内でキャンプを行う予定で、今後、歓迎ムードが高まりそうだ。

県と連携協定を結ぶカゴメでは「メキシコ料理はトマトを使うことが多く、当社もトマトソースやサルサなどの調味料を持っている。今後、料飲店やホテル、量販店などへ向け、フェアやメニューを提案し盛り上げていきたい」(中四国支店)としている。