飲料 GWを機に消費者と接点拡大へ アイス提案やインスタ映えで

フォトジェニックで攻める「ファンタ カンパイガーデン」(コカ・コーラシステム)
フォトジェニックで攻める「ファンタ カンパイガーデン」(コカ・コーラシステム)

飲料各社は主要ブランドで消費者との接点拡大を図ることを目的に、アイス提案など通常とは異なる飲用シーンでの露出に取り組んでいる。

注目を集めそうな話題を提供することで、消費者に情報拡散してもらい、ブランドを浸透させる狙いもある。

アサヒ飲料は「三ツ矢サイダー」をマイナス5度に冷やして数量限定で販売する専用コラムを設けた自販機を展開している。5月に約150台の設置を予定し、そのうちの1台が東京・お台場に設置され、4月27日、メディアに公開された。POPやデジタルサイネージで“氷点下の三ツ矢サイダー”をアピールしている。

「三ツ矢サイダー」を-5度に冷やして販売(アサヒ飲料)
「三ツ矢サイダー」を-5度に冷やして販売(アサヒ飲料)

一方、フォトジェニックで攻めるのは「ファンタ」(コカ・コーラシステム)。4月28日から30日までの期間限定で「ファンタ カンパイガーデン」を東京と神戸の2か所でオープンし、来場者に無料で「ファンタ」を使ったフロートを提供した。フロートはカスタマイズアイスクリーム専門店「#goody(グッディー)」の監修の下、アイシングクッキーとトッピングが施されインスタ映えを意識。21種類を用意した。

これに加えてコカ・コーラシステムは、世界初の容器入りフローズン飲料(清涼飲料水)として「コカ・コーラ フローズン レモン」を4月16日に新発売した。

同商品の狙いについて、発売日に本社で発表した日本コカ・コーラの島岡芳和マーケティング本部炭酸カテゴリーコカ・コーラTMグループ統括部長は「今まで『コカ・コーラ』をあまり手に取られなかった人や最近飲まれなかった人に新鮮な新しさと驚きをもって『コカ・コーラ』にもう一度触れていただき、おいしさを再発見してもらいたい」と説明した。フローズン飲料は「ファンタ」でもラインアップしている。

「タリーズコーヒー」の冷凍対応商品「 トリプル テイスト ジ アイス」(伊藤園)
「タリーズコーヒー」の冷凍対応商品「 トリプル テイスト ジ アイス」(伊藤園)

PETを凍らせる凍結ボトルの提案も強まっている。サントリー食品インターナショナルは「ヨーグリーナ&サントリー天然水」「朝摘みオレンジ&サントリー天然水」「サントリー 南アルプスの天然水&はちみつレモン」の3品で冷凍兼用ボトルを活用した楽しみ方の提案を強化。「今夏にはラベルをさらに刷新し、もっと氷が感じられ清涼感をアップしたデザインを採用する」(江藤雄資ジャパン事業本部ブランド開発第一事業部課長)。

伊藤園は「お~いお茶 緑茶」「健康ミネラルむぎ茶」に加えて「タリーズコーヒー」でも冷凍対応商品「トリプル テイスト ジ アイス」を新発売した。

マシンを使ってボトルコーヒーの需要喚起を図るのはネスレ日本。同社は4月1日、「ネスカフェ ゴールドブレンド アイスコーヒーサーバー」を進化させたハンディタイプを新発売し、アイスコーヒーの上にきめ細かい泡がのった「アイスクレマコーヒー」を提案している。業務用ではUCCとキーコーヒーも専用サーバーを使ったアイスコーヒーを展開している。