日本アクセス 中国に商品開発会社 外食大手・国際天食と合弁

日本アクセスは中国外食大手の国際天食集団(香港)と合弁で中国業務用市場向けの商品研究開発会社を立ち上げる。現地のニーズに合った業務用冷凍食品やデザートを新会社で企画、日系メーカーの中国工場や現地メーカーに製造を委託し、完成品を国際天食傘下の外食店舗などに供給する。

26日に日本アクセス東京本社で行われたアクセス業務用市場開発研究会(日本アクセスの主要取引メーカー166社が加盟するチームMD組織。以下AG研)の総会で佐々木淳一社長が構想を語った。

現在、国際天食と詰めの交渉を進めている段階で、合弁会社の設立時期、出資比率、資本金などは不明。5月25日に都内で開催するメーカー向け経営方針説明会で詳細を明らかにする。

日本アクセスは昨年7月に国際天食ならびに同グループの中国業務用食材卸・上海衆敏供応鏈管理(上海)と業務提携に向けた協議を開始。当初から具体的な検討テーマとして日本からの食品輸出や現地向け業務用食品の共同開発が挙がっており、その動向が注目されていた。

新会社の設立に際しては、中国に工場を持つ複数のAG研加盟メーカーとともに“中国版AG研”を組成し、商品開発・製造・供給の枠組みを速やかに整える。現地製造に加え、日本からの輸出も検討する。

当面の供給先は国際天食が上海などで展開する400店超の飲食店とみられるが、伊藤忠商事が出資する中国最大の国有コングロマリット・CITICがマクドナルドの中国事業を保有していることなどから、大規模な食材供給事業に発展する可能性がある。