和食給食通じた社会貢献 伝統食継承する取り組み 和食給食応援団

和食給食応援団(事務局=合同会社五穀豊穣)は3月20日、福岡県糸島市の東風小学校で和食の魅力を伝える児童向け食育授業ならびに給食調理を行った。今回は「砂糖と和食」をテーマに、福岡市出身の和食料理人・平河直氏を招いた。推進企業パートナーにはスプーン印の砂糖でなじみの三井製糖が参加した。

まず体験型の食育授業では、給食での残食が多い和食をより身近に感じてもらうという思いを込め、平河氏自らが考案した献立(主菜=さわらの甘酢あんかけ、副菜=菜の花のごま和えなど、主菜と副菜に砂糖を使用)を給食室で調理した。

和食給食を楽しむ生徒ら
和食給食を楽しむ生徒ら

次に三井製糖の社員が和食の基本調味料「砂糖」について、現在の国内および海外における砂糖消費量の比較や砂糖の働き・用途など正しい知識を知ってもらうための質疑応答型の授業を行った。そして給食には砂糖がどのように使われているか体感できるよう、砂糖を使った和食メニューを提供。和食を通じて子供たちとの触れ合いを深める喫食の場を設けた。

和食給食応援団は14年3月、日本独自の文化である和食の継承と素晴らしさを訴求すべく、和食料理人と大手食品メーカーが農林水産省の元に集結して設立された。現在、全国63人の和食料理人と76企業が活動に参加。和食料理人が全国各地の小中学校を訪問し、和食給食献立の開発やだしの取り方などの食育授業をはじめ、和食給食の調理や提供などを行っている。