日本植物油協会 オリーブオイルの品質規格 IOC連携で意見交換

オリーブに関する国際協定に基づく政府間機関であるインターナショナル・オリーブ・カウンシル(本部=スペイン・マドリード、以下IOC)は先月、東京都内で日本植物油協会主催のシンポジウムを後援した。

シンポジウムは「日本のオリーブオイルの今後を考える」をテーマに開催。日本におけるオリーブオイルの品質規格の必要性などに関して、国内メーカーや輸入業者、生産者、IOC加盟国の在日大使館から大使や一等書記官が参加し、活発な意見交換を行った。

当日はIOCプロモーションユニット責任者のエンデル・グンドゥス氏が来日し、「オリーブオイルの世界情勢」について講演した。さらに「オリーブオイルの内外情勢と品質に関わる論点」(日本植物油協会・齊藤昭専務理事)、「香川県のオリーブオイル生産と官能評価の取り組み」(香川県オリーブオイル研究所主席研究員/香川県オリーブオイル官能評価パネルリーダー・柴田英明氏)の基調講演も行われた。

出席した国内のオリーブ油メーカーからは「日本の消費者は、以前は価格で選んでいたが、今は品質を重視するようになっており、品質に対して他国よりも厳しい。協会でもIOCの基準をもとに日本におけるオリーブオイルの規格づくりを進めており、日本でのIOC認定ラボの早期設置に協力願う」などの意見も寄せられた。

IOCのグンドゥス氏は「日本政府にIOC加盟を働きかけている。これからも輸入業者やメーカー、日本のオリーブ生産者、在日大使館と協働し、日本の消費者により良い品質のオリーブオイルを提供できるよう協力していきたい」と期待を寄せた。