紅茶飲料に自然な甘み 「紅茶花伝 クラフティー」で新領域開拓 日本コカ・コーラ

日本コカ・コーラは自然な甘みに主眼を置いた紅茶飲料の新領域を開拓すべく、「紅茶花伝 クラフティー 贅沢しぼりオレンジティー」を開発。同商品で紅茶飲料からの離反者を含む20代後半以上の大人の男女を獲得し、市場活性化を図っていく。

同社によると、昨年の紅茶飲料市場は金額ベースで1%強伸長し、10~20代からの支持の厚いミルクティーが大きく牽引。一方、ミルクティー以外のサブカテゴリーは微減となり、同社はこのミルクティー以外に拡大余地があると判断し、微減要因を自然な甘さイメージの低下にあるとみている。

8日に本社で発表した山腰欣吾マーケティング本部ティーカテゴリー紅茶・機能性茶グループグループマネジャーは「有糖の紅茶飲料は年を追って自然な甘さのイメージが低下し、甘いものを選択する際にあえて紅茶飲料を選ばなくなる」と語った。

自然な甘みのある飲料が大人層に支持される傾向にあることから、「クラフティー」は紅茶飲料市場に軸足を置きつつ、100%果汁と蜂蜜を加え自然な甘みを追求した。これにより、紅茶ユーザーに限らずフレーバーウォーターや果汁飲料など非炭酸の甘みのある飲料からの流入も見込む。

果汁は「ミニッツメイド」の厳選果汁を多く使用し、紅茶飲料規格の上限である果汁9%となっている。紅茶も“果汁負け”しないように、100%手摘みセイロン茶葉を通常の「紅茶花伝」商品に比べて2倍量使用した。

CMにはアメリカを拠点に人気レストランを複数展開しているシェフのカーティス・ストーン氏を起用。TVCMのほか、デジタル広告、交通広告、店頭MD、サンプリングなどでアピールしていく。この中で店頭活動は「ボトラー社と時間をかけて綿密に打ち合わせた企画を展開していく」。