日清オイリオ 食用油の新需要創出へ “かけるオイル”でカゴメとコラボ

日清オイリオグループはパレスホテル東京で「春のプレゼンテーション会」を開催。量販店、卸など得意先関係者を招き、春夏の新商品や重点商品の販売施策やソリューション提案を披露した。東京、大阪の2会場で計1千人超が来場した。

プレゼン会のテーマは「OneMore」。ホームユース(家庭用)、業務用(デリカ、ベーカリーなど)、ウエルネス(MCT、介護食)の各カテゴリーで、新たな需要創出に向けた取り組みが目立った。

ホームユースでは「かけるオイル」や「カジュアルギフト」の提案を強化。「鮮度のオイル」シリーズを中心に、“かけるオイル”の需要開拓に力を入れ、家庭用油市場の再拡大につなげる方針を示した。

春夏のプロモーションでは、カゴメとのコラボで「トマト×オリーブオイル」を提案。「基本のトマトソース」(カゴメ)とオリーブオイルを使用した「彩り野菜と鶏肉のトマト煮」など、両社で共同企画を実施。「鮮度のオイル」のTVCMやWeb、首かけPOPなどでも「トマトにオリーブオイルをかけてこー」を大々的に訴求する。

そのほか、定番のイタリアンフェア、「日清」ブランドのオリーブオイルによるトライアル層の獲得、ごま油×無限メニュー、朝食シーンの強化(マカダミアナッツオイルなど)など、さまざまな企画で家庭用油の需要を喚起する。

また、食用油の新たなシーンでは、市場拡大が続いているカジュアルギフトに注目。母の日など、ハレの日ギフトとして、こだわりのエキストラバージンオイル「Olivad,OilliO」を発売。通販や量販店の企画催事など、カジュアルギフトの展開を強化する。

業務用では人手不足への対応や調理品の品質アップなど、バックヤード向けのソリューションを強化。「吸油が少ないフライオイル」と和弘食品のタレを活用した天丼や、インストアベーカリー、米飯などイートイン需要を意識した提案も注目を集めた。
ウエルネスでは、サッカーの長友佑都選手を起用し、スポーツ関連売場でのMCTの展開を強化するほか、高齢者の栄養サポートなど、さまざまな分野でMCTの認知拡大を図る。

なお、プレゼンテーション会にはピエトロのドレッシングやパスタソースのほか攝津製油のサニタリー製品の提案ブースも設置された。グループの多彩な総合力を披露した。