ハウス食品グループ メニュー提案力訴求 初の業務用合同展示会

ハウス食品グループで業務用食品を展開するハウス食品、ギャバン、ヴォークス・トレーディングの3社は21日、外食や中食、卸など業務用商品の取引先約400人を対象とした「ハウス食品グループ業務用三社合同展示会」を東京都内で開いた。3社は共同提案などの活動を続けてきたが、グループの総合力を示すため、初の合同展示会を開催。「スイーツ」「サラダ&デリ」「食べるスープ」「肉料理」などのテーマに沿ったメニューを提案し、メニュー提案力をアピールした。

同グループは同日、報道関係者向けの説明会を開いた。ハウス食品の藤村浩史専務取締役営業本部長(フードソリューション本部担当兼CVS事業部担当)は、3社でグループの強みを生かしたソリューションを提供するため、1年前から合同展示会の開催を準備してきたことを紹介した上で、「外食、中食、卸の皆さまにお役立ちできる提案、お客さまの感動を呼ぶ提案を発表させていただく」と語った。

ギャバンの生駒晴司社長は、内部環境の変化として川上から川下までのバリューチェーンが拡張できたこと、外部環境への変化として外食・中食市場が拡大していることを挙げた上で、18年度から始まる第六次中期計画でも業務用領域、BtoB事業の成長を目指す考えを示唆。「各事業会社が単独で動いていると、提供できる価値が限定される。それぞれの機能、強みについて、足し算をするのではなく掛け算をすることで、提供価値を高めながらプレゼンスの向上、事業の拡大を目指していきたい」と述べ、その一つの手段として、合同展示会を開催したことを明らかにした。

合同展示会のテーマは「驚きを、お客様の笑顔のために」。テーマブースでは「フォトジェニックスイーツ×スパイス」「サラダ&デリ×スパイス」「食べるスープ×スパイス」「肉料理×スパイス」「カレー」などのテーマに沿ってメニュー提案を実施した。

「フォトジェニックスイーツ」ではピンクペッパー、山椒などを隠し味に利かせたスイーツを提案。「サラダ&デリ」ではドレッシングを中心に、「食べるスープ」では黄色、緑、ピンクのスープを中心にスープメニューを紹介した。「肉料理」ではローストビーフのソースやトッピングなどを提案した。

「カレー」ではハウス食品「ジャワフレーク」を使った「欧風ビーフカレー」やトレンドメニューを紹介。「ジャワフレーク」だけで、さまざまなカレーメニューが作れることを提案した。また、「ドリンク+」ではヴォークスの冷凍果実を使ったスムージーを中心にドリンクメニューを紹介。このほか、製品ブースでは提案メニューに使用した製品、春の新製品の紹介に努めた。