伊藤忠食品 初のワイン&リカー試飲会 3ブランドをアピール

伊藤忠食品は21日、大阪市のANAクラウンプラザホテル大阪で全社初となる「ワイン&リカー試飲展示会」を開いた。料飲店やバーなど業務用の得意先をはじめ、量販店や百貨店のバイヤーら約500人が来場。

同社が扱うカバラン、ベルルッキ、ミオネットの3ブランドの試飲を中心に、グループのスハラ食品の北海道ワイン、食品メーカーによるコラボメニューの提案も行った。

この日は台湾ウイスキー「カバラン」の蒸留所マスターブレンダーであるイアン・チャン氏、イタリアワイン「ベルルッキ」のブランドマネージャー、藤本穣氏がそれぞれ講演した。チャン氏は「台湾の亜熱帯気候を生かし短時間で熟成することで、コクのある豊かな風味が出る」と製品の特徴を説明した。

イタリアのスパークリングワイン「ミオネット」は既に販売している業務用2品に加え、2月から市販向け4品を発売。ボトルデザインや飲み口への評価が高く、量販店などへの導入が進みつつあるという。

スハラ食品は余市のワイナリーで製造したケルナーや、りんご果汁を40%使ったロック向けのリキュール、道産の冷凍さくらんぼなど、北海道発の酒類や食品を紹介した。「北海道には35のワイナリーがある。道内でしか消費されていないワインをもっと知ってもらい、広く展開していきたい」と同社。

今回は食品メーカーも出展し、洋酒に合うメニューの提案を行った。日本製粉は「レガーロ」の市販用ソースを使ったパスタを試食提供し、「オリーブオイルを加えるなどの簡単なアレンジで、料飲店でも十分に使ってもらえる」とアピールした。オタフクソースではジップタイプのピクルスの素を使い、「広いキッチンのないバーなどでも、手作り感のあるおつまみができる」と提案した。

西日本営業本部の魚住直之本部長は試飲会について「今回は業務用の酒販ルートを多く持つ大阪での開催となった。メーカーのポジションに立ち、3ブランドの商品を西日本でしっかりと売っていきたい。そのためにも末端の料飲店やバーを細かく回り、市場を作っていくことが大事」と話していた。