江崎グリコ テーマは新価値提案 アイスに健康軸導入

江崎グリコのアイスクリームは来シーズン、

①ブランド価値プラス
②健康価値プラス
③ショッパー提案プラス
④コミュニケーションプラス

という4つの“バリュープラス”をテーマとする営業・商品政策を行い、新たな価値を付加する提案により市場を拡大していく。

ブランド価値プラスは、例年以上に主力ブランドのマーケティング投資を厚くする。商品では「ジャイアントコーン」のサードフレーバー、クッキー&クリームを発売、「牧場しぼり」は全商品で安定剤フリーを実施し、新味では一番摘み抹茶&ミルクを発売する。「パリッテ」はコーン部分を抜本的に見直した。

健康価値プラスは、主力品でも明確な健康価値を付与する。「大人のパピコ」は赤ワイン1杯分のポリフェノールを配合。「ジャイアントコーン」はトッピングチョコと層状チョコにカカオ72%チョコレートを使用し、カカオポリフェノール300㎎がとれる仕立てだ。「パピコホワイトサワー」は、乳酸菌100億個入りのリニューアルを行った。

ショッパー提案プラスは、大人のアイスで売場提案を行い、「SUNAO」では健康習慣化を提案する。コミュニケーションプラスは、情報チャネルが多層化しているため、各商品のメーンターゲットに届くSNSやWebなどのほか、トレインチャネルも積極的に使っていく。

自販機の「セブンティーン」は、子供中心の品揃えから、大人需要にも応えられるプレミアム感のある商品を充実させ、ロケ先も新しく人が流れ始めた拠点を集中的に開拓して寡占化を進め、サイネージ自販機の導入も行っていく。

阪東明執行役員営業本部長兼菓子食品営業部長の話

アイスクリームは今年も健全な成長ができた。市場は前年並みでの着地と思われるが、当社は5%増の見込み。“大人”を機軸としたプレミアムマーケットを、リーディングカンパニーとして引っ張ってきた結果が表れている。健康軸では昨年「SUNAO」を出し、ここでも当社がリーディングカンパニーとして引っ張る構図となっている。

さらなる成長を目指し、18年度はバリュープラスをテーマに、ブランドを中心としたビジネス展開、健康価値を訴求していく。また、ショッパーの生活に貢献できる提案とコミュニケーションを強化する。この4つの機軸をさらに深め、好調なビジネスを将来に向け、さらに盤石なものにしていきたい。