カンロ 本社を東京オペラシティへ 「金のミルク」4月にTVCM

カンロは8日、新本社オフィス披露および17年決算・18年事業計画発表会を東京オペラシティビル37階で開催した。

中野の旧本社は売却し、内務部門を中心にオペラシティに移転。新オフィスはブランド名の付いた会議室やフリーデスクの導入、休憩・コミュニティスペースの充実など、働き方改革を意識した最新式の室内装飾にこだわった。三須和泰社長は「ワンフロアで風通しの良い快適なオフィス環境とし、社内の情報発信を強化する。新人事制度の導入も予定している」と語った。

三須和泰社長(カンロ)
17年度業績は売上高213億3百万円(前年比8・0%増)、営業利益9億3千5百万円(58・1%増)、経常利益9億5千5百万円(63・4%増)、当期純利益4億4千7百万円(10・6%減)と大幅な増収増益を達成した。

飴7・7%増、グミ9・6%増と共に伸長し、シェア率は飴11・7%と過去最高、グミは12%を上回るところまで回復した。飴は金のミルク12・3%増、スーパーメントール13・6%増、ピュレグミシリーズ6・8%増と好調推移。利益面では生産量拡大、生産性向上、廃棄ロス削減が寄与し、売上原価率は55・6%から54・0%まで改善した。

18年度は売上高215億円、営業利益6億2千万円、経常利益6億4千万円、当期純利益7億3千万円を目指す。18年度の重点施策は飴拡大、原価低減、グローバリゼーション、経営基盤強化を掲げている。売上原価率は53・0%へ低減を目指す。

カンロ飴再生へ専門委員会を発足し、18年下期に現行品改良と新味投入を行う。健康のど飴については「新に体感できる本格的なのどとハーブの研究を行う」(三須社長)と意欲を見せた。金のミルクでは今4月にTVCMを放映。グミでは「幸せの#星ピュレ」キャンペーンを5月に実施する。

グミでは19年以降に新工場立ち上げへ準備を進めており、今後成長性の高い分野を狙い、新商品開発を進める。安全・安心に向けては、朝日工場で取得済みのFSSC22000をひかり工場で18年、松本工場で19年取得予定。昨年の品質保証部新体制に続き、18年には技術を新設し、連携体制の構築を図る。