わかやま産品、大阪で商談会 話題の柿酢や金山寺味噌

和歌山県の地域商材を集めた「わかやま産品商談会ケース大阪」が5日、大阪市のOMMで開かれた。今年で12回目。新規17社を含む78社が出展。卸・小売・外食の関係者ら約500人が来場した。

主催者の和歌山県食品流通課は「和歌山はもともと果樹王国として知られ、生産量が全国一のみかんや柿などの加工品が多い。今回はそれらに加え、サラダ用のほうれん草やグルテンフリーの麺、地理的表示登録されたみそなど話題性のある商品が集まった」と説明する。

昨年8月、みそとして全国で初めて地理的表示に登録された紀州金山寺味噌。野菜類と麹を一緒に熟成させるのが特徴だ。醤油発祥の地、湯浅町のあみ清数見商店は「これを契機に全国へ広げたい」と意気込む。

生産農家が自家用に作っていた柿酢を数年前に商品化したJA紀北かわかみ。昨年末、健康系のテレビ番組で取り上げられ、わずか1か月で過去4年分の発注が寄せられたという。「特に関東地区からの問い合わせが多い。今後リピーターを増やしていきたい」と期待する。

県産素材の飲料好調

紀州南高梅を炭酸飲料に仕立てた「三ツ矢梅」
食品メーカーとのコラボコーナーでは、大手飲料メーカーが県産品を使った商品を並べた。アサヒ飲料は紀州南高梅を炭酸に仕立てた「三ツ矢梅」を紹介。今年で6年目を迎える商品だが、近畿地区では全国を上回るペースで伸長を続けている。今回は和紙をイメージしたパッケージに刷新。「ひなまつりの催事向けに」とアピールしていた。

伊藤園は摘みたての県産みかんをそのまま使った、瞬間パックの果汁飲料を試飲提供した。初年度の5万ケースから、3年目の17年度は10万ケースと右肩上がりに伸びているという。